VI-CarRealTimeで動作可能なApplus+ IDIADA車両モデルの提供開始を発表

ドイツ（ダルムシュタット）、2024年10月2日 – VI-gradeは、自動車業界向けの設計、エンジニアリング、試験、品質保証サービスの世界的リーダーであるApplus+ IDIADA社とのパートナーシップのさらなる拡大を発表しました。このパートナーシップにより、IDIADA社が生成した高忠実度車両モデル（実車のテストデータに基づく正確なデジタル・ツイン）がVI-gradeの車両モデルVI-CarRealTime上で使用することが可能となり、高度なシミュレーションが実現可能になりました。

このコラボレーションによって、自動車 OEM とサプライヤーは、VI-CarRealTime プラットフォームを通じて、IDIADA社による検証済み車両モデルをオフラインおよびドライビングシミュレータ上のオンラインシミュレーションの両方で使用することができるようになり、バーチャル車両開発における重要な一歩を踏み出すことになります。これらのモデルは、物理的な車両テストから得られたもので、ユーザーはタイヤモデルや積載量などのカスタマイズ可能なパラメータを使用して、車両のダイナミクスと性能の詳細な仮想評価を実行することができ、より柔軟で正確な開発ワークフローを実現します。

Applus+ IDIADAのシャーシ開発シニアマネージャーであるGuido Tosolin氏は、次のように述べています。
「当社の車両モデルをVI-CarRealTimeに統合することで、仮想テスト環境と物理テスト環境のシームレスな 連係が保証され、当社の顧客は高い安全性と性能を維持しながら開発サイクルを加速することができます。」

VI-gradeのManaging Director であるGuido Bairati氏は、次のように述べています
「Applus+ IDIADAとのパートナーシップの拡大は、バーチャル・テストとフィジカル・テストのギャップを埋めるゼロ・プロトタイプ戦略への取り組みをさらに強化するものです。IDIADAの試験施設から得られた実データに基づく車両モデルを提供することで、当社の顧客はより正確なシミュレーションと開発期間の短縮を実現することができます。この強化されたパートナーシップは、物理テストに移行する前に仮想環境で車両設計の準備、検証、改良を行う能力を大幅に向上させます。」

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